西芳寺(苔寺)


桂離宮


どちらも、拝観・参観に事前申込が必要な為、なかなか訪れることができなかったが、ずっと興味があったところ。
西芳寺は、友人夫妻が一緒に葉書申込をしてくれたし、桂離宮は、オンライン申込は希望日が一杯だったけれども、窓口申込があることに気が付いて、京都御所の窓口に行ってみたら幸運にも希望日がすぐ空いていた。
縁がある、タイミングが合う時は、すっといくものだ。
西芳寺
苔は本当に興味深い。写真家の大橋弘さんの苔の写真を拝見した時にも感じたが、本当にミクロコスモス。
大橋さんの写真ほどの種類は無いが、西芳寺の苔も何種類かあって、その違いに驚く。
桂離宮
いままで拝見した日本庭園の中で、一番好きかもしれない。
何を美しいと感じるか、何に価値を見出すか、本当に価値観は文化によって様々だと思う。この簡素な庭園が、貴族の別邸なのだから。
どうも最近は、写真を撮るよりも、その場で見る・観ることの方が好きなので、一応カメラも持っているのだけれどあまり枚数は撮っていない。
綺麗な、完璧な構図の記録写真は、プロの作品集に任せて、自分は自身の記憶を掘り起こす契機となる程度のスナップでいいかな、と思っている。所詮自分の撮る写真は、どこかに発表する目的ではなく、自分の私的な記録なので。