謹んでお悔やみ申し上げます。

時事ドットコムより(http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2008030600994
2008/03/06-21:17 丸元淑生氏死去(作家、料理研究家)
 丸元 淑生氏(まるもと・よしお=作家、料理研究家)6日午前10時43分、食道がんのため神奈川県平塚市の病院で死去、74歳。大分県出身。葬儀・告別式は9日午後0時30分から平塚市明石町25の1のサカエヤ・ホールで。喪主は妻早苗(さなえ)さん。
 女性週刊誌や健康雑誌の編集長を経て作家に。「秋月へ」などで3回芥川賞候補に、「鳥はうたって残る」で直木賞候補になる。その後、「丸元淑生のシステム料理学」「何を食べるべきか」など、素材本来の栄養素を生かす料理法を提唱し、多くの著書を執筆した。(了)



丸元先生がお亡くなりになった。
先生とは直接の面識は無いが、栄養学のド素人の私は丸元先生の著作で栄養学の基礎のキ、くらいは理解できたのではないか、と思っている。そういった意味では、一方的に「先生」と尊敬していた。
その著作の数々は、一般向けに分かり易くかつ、楽しんで読めるものばかりで、私が先でマクロビオティックに関する本を執筆する時は、丸元先生の著作のようなクオリティのものを、といつも目標の一つとして念頭においてきた。
また先生は、日本の保存食や伝統的な食材、調理の仕方、食文化なども重視なさっていた。そういった点からも、私は先生に魅力を感じていた。


丸元先生を含め色々な先輩方から、私はたくさんのものを頂きましたし、今も受け取っています。
それをなんとか良い形で、下の世代に受け渡しできるように、伝えられる様に、精進します。
謹んでお悔やみ申し上げます。安らかにお休み下さい。