続けること。

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渋谷のシネクイントで公開中(〜2/15レイトショー公開)の『たゆ たう-GOOD TIME MUSIC of clammbon』を見てきました。
clammbonというバンドの去年のツアーを追ったドキュメンタリー映画。
詳しい内容は、ネタバレになるので割愛しますが、clammbonは私の思う「GOOD MUSIC」をちゃんとメジャーのフィールドで鳴らしている、数少ないアーティスト。ポップとマニアック、クールさと情熱など、色々な意味でバランスがとれているところがとても好きです。演る側と観る側の一体感、というものを実感できるライブをする、実は、とても「ライブバンド」だという側面も。
1999年にメジャーデビューなのでそろそろデビュー10年です。
東京でのワンマンライブは予定が許す限り通っているので、この映画で流れる曲もそれぞれ思い入れがあって、涙腺が緩みます…。
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そして、同じく予定が許す限りライブに通っているのがミネイカズマ
去年暮れから、新しく「アイイロ」というバンドで活動しています(http://ai-iro.net/)。
もちろんclammbonと比べれば完成度やテクニックなどの差はありますが、彼も私の思う「GOOD MUSIC」を鳴らしているアーティストです。
先日、そのアイイロのライブを観に行きました。
彼を観続けて約10年。もう3つめのバンド。その間のソロも観てきましたが、やっぱり彼の作る曲はバンドが一番似合います。ソロを経て随分久しぶりのバンドでのライブ。「ああ、やっと彼は彼のフィールドに帰ってきたんだな」と感じさせるライブでした。
映画とライブ、二組のアーティスト。どちらに対しても観る側として、私は観続けてきた立場。
そして今の自分。
人に伝えたいことなんて何も無い、と本気で思っていた自分が一転、約一年伝える側に立ってみてやっと、その気持ちが少しだけ分かった気がします。
やり続けること。その為に一番大事なのは、「楽しむこと」。
そのことを再確認させてくれた映画とライブでした。ありがとう。
しっかし涙腺がゆるくなってるなあ(笑)。