雲仙と吉祥寺プラス(刈水デザインマーケット 2015/5/31)

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雨上がり、晴れの日曜日!
長崎県の雲仙小浜。
刈水地区という小さな坂の集落で「刈水デザインマーケット」が開催されました。
当日の会場の様子は、主催の「刈水庵」のFBページや、オーガニックベース奥津のFBページに写真がありますのでそちらを。
今回で第9回。
オーガニックベースは、第5回からの出店なので、今回で5回目。
今回も定番になりつつある「雲仙野菜サンドウィッチ」での出店でした。
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パンは、雲仙のシロガネ小麦を全粒粉で配合、自家製酵母を使った吉祥寺ダンディゾン木村シェフのスペシャルベーグル!
お野菜は、雲仙の種取り農家、岩崎政利さんの、ジャガイモ(ヨーデル)・人参・レタス!
オーガニックベース奥津典子監修で、ジャガイモを小浜温泉の蒸気で温泉蒸しして(!)マッシュしたものにカレー風味をつけ、人参のピューレとシャキシャキのレタスを一緒に挟みました。
今回は暑くなってきたこともあり、ギリギリに涼しい場所でサンドウィッチを準備する、という形だった為、サンドウィッチ約90個を作り終えて会場に向かうと、すでに売切れ。。
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お客様とお話ししたかったな〜残念!と思いながらも、完売御礼、ありがたく時間を頂いて、他の出店にご挨拶がてら、会場を回りました。
私が過去に関東や旅行先で行った様な「マーケット」「クラフト市」に比べれば出店数や会場の広さ、などの規模は小さいと思いますが、車の入れない迷路のような坂道の集落全体を使った開催場所は、お店を探して歩くだけでもワクワクします。
なかでも楽しみにしていたのは、地元雲仙の「雲仙観光ホテル」山本シェフのスイーツでの出店。
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「地産地消ベジタブルパフェ」は、今まで食べた「野菜スイーツ」の中でも衝撃の美味しさ!
野菜の風味や持ち味を生かし、その味わいを甘味料やクリームなどで消すこともなく、野菜なんだけれど、最後まで食べるとちゃんとスイーツ。
プロフェショナル。本当に。うーーーん。
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さらに今回は雲仙と吉祥寺に加えて、大分耶馬溪から、1月に吉祥寺ヒトトで開催した「ヒトトと雲与橋」でお世話になった戸倉夫妻もご参加!嬉しい再会でした。
戸倉さんの玄米、お餅や耶馬溪うどん、素麺、豆岳珈琲のコーヒー豆などなど「下郷村」の品々を販売なさってました。
搗きたての「よもぎ餅」を焼かずにそのままパクリ。搗きたてならではの贅沢!
美味しくて写真は撮り忘れました!



私自身は、前回今回と2回目の参加でした。
雲仙と吉祥寺。
両方で活動するオーガニックベースにとって、刈水デザインマーケットは大事な「場」になりつつあるな、と感じました。
今回は、私の気持ちの上では「雲仙と吉祥寺プラス、耶馬溪」という形に思えて、少しずつですが世界が広がっていっている、ご縁が繋がっている、ということで嬉しく思いました。
自分自身も東京を離れたことによって、雲仙や耶馬溪の見え方も少し、変化したような気がします。
私の場合は、今、自分がいる京都・関西圏でどう、ご縁を広げていくか、繋いでいくか。
「東京と地方」という形ではなくて、もう少し小さい単位の一地方として(雲仙、吉祥寺のような)それぞれが面白いことをしていて、主従ではなく並列で繋がっていける様な形の方が楽しそうです。
まだ引っ越して一ヶ月。
これから、焦らずにやってきたいと思います。